ウェルカムんちゅになるには異文化理解も大切です。「食」に対する考え方も、国や信仰によってはそれぞれです。今回は、身近な県産食材を使い、ちょっとした工夫で異文化の「食」が体験できる簡単レシピをご紹介します。 ぜひ、ご家庭や飲食店でこちらのレシピを参考に県産食材の多彩な魅力を発見してみてはいかがでしょうか。
①マグロは柵のまま、少量の塩とこしょうを全面に振りかけ擦りこんでおく。
②シークヮーサーソースの材料を合わせておく。
③油をひいたフライパンでニンニクを弱火で加熱し、きつね色になったら取り出す。
④③のフライパンでマグロの両面を強火で約3秒ずつ加熱し、すぐに氷水で冷まし、水気を拭き取り幅1㎝程にスライスする。
⑤食べやすい大きさに切った季節の野菜や海ぶどう、④を盛りつけ、ソースを回しかけにんにくをトッピングし、半分に切ったシークヮーサーを添える。
※レアに抵抗がある方には、マグロをスライスしてから加熱します。
●ムスリムが最も多いインドネシアの食事
2022年現在、国民の87.2%の2億2,900万人がムスリムのインドネシアは、ムスリムが最も多い国です。インドネシアでは、日本でもおなじみの炒めご飯のナシゴレン、炒め麺のミーゴレン、サテと呼ばれる鳥ややぎのお肉の串焼き、ゴレンガンと呼ばれる揚げ物、アヤム・ゴレンと呼ばれるフライドチキン、ソトと呼ばれるインドネシア版のお茶漬けなどがよく食べられています。甘いものが大好きで、飲み物にたっぷり砂糖やシロップを入れます。