2022.10.21
ムスリム料理

パパイヤとニンジンのタイ風サラダ

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ウェルカムんちゅになるには異文化理解も大切です。「食」に対する考え方も、国や信仰によってはそれぞれです。今回は、身近な県産食材を使い、ちょっとした工夫で異文化の「食」が体験できる簡単レシピをご紹介します。 ぜひ、ご家庭や飲食店でこちらのレシピを参考に県産食材の多彩な魅力を発見してみてはいかがでしょうか。

“ムスリム料理”とは、イスラム教を信仰する人(ムスリム)が食べることの出来る食材を使った料理のことです。食べられる食材を「ハラル」、食べられない食材を「ハラム」、地域や宗派や戒律の厳しさによって判断が分かれる食材を「シュブハ」と呼びます。“ハラル料理”と呼称されることも多いです。
材料

【材料(4人分)・調理時間:15分】

パパイヤ:200g(正味160g)
にんじん:50g
ゆでさやいんげん:2本
にんにく:1片
とうがらし(輪切り):1本分
ピーナッツ(砕いたもの):10g
ナンプラー:大さじ1と1/2
きび糖:大さじ1強
ミニトマト:4個
干しエビ:8~10尾
シークヮーサー果汁(又はレモン):大さじ1と1/2
パクチー:適宜

①パパイヤ、にんじんは長さ5cmの千切りにし、さやいんげんは斜め切りにする。パパイヤは一度水にさらし水気を切っておく。

②とうがらしと、にんにくと干しエビはみじん切りにする。ミニトマトは1cmほどの大きさに切る。

③ボウルに全ての材料を入れて混ぜ合わせ、皿に盛り付けた後お好みでパクチーをトッピングする。

調理のポイント −Tips−

  • パパイヤは包丁で切ってもスライサーを使っても良いですが、千切りにするのがポイント。シリシリーとは違い、歯ごたえが良くさらにおいしいです。
  • ナンプラーが苦手な方は昆布だしを使用してもいいです。

コラム −column−

●ムスリム向けに一工夫
日本各地の名物料理をムスリム向けに提供するためのさまざまな工夫があります。揚げ油には動物性ではなく植物性の油を使います。豚肉を揚げた油、ハラルではない肉を揚げた油は、植物油であってもムスリムの方は使用できません。汁物にはアルコール無添加の醤油、みりん風調味料を使用し、鍋物は鰹だしや昆布だしを強めにとります。洋食は肉の代わりにツナなどの魚介類で代用し、味が弱い場合は塩を多めに使用します。デザートにはゼラチンではなく寒天を使うなどの工夫ができます。

徳元佳代子 徳元佳代子

徳元佳代子

ベジフルマンマ代表

大手企業の秘書として勤務後、沖縄の農家の長男嫁に。家族3人の自宅介護歴30年を有す。大病後「食の大切さ」を痛感し九州沖縄初の上級野菜ソムリエに。第2回野菜ソムリエアワード金賞受賞・初代の日本一。「農と食を楽しみ健康的な社会に貢献する」というビジョンのため、農産物の魅力や食べ方を国内のみならず海外(パリ、ニューヨーク、シンガポール、香港、タイ)でも発信中。NHKなど料理番組やメディア出演多数。