御食事処ツバメ
元気な沖縄の台所、第一牧志公設市場の2階にあるツバメ食堂は、沖縄料理、中華料理、海鮮料理を中心に100以上のメニューをご用意しております。
事業者名
御食事処ツバメ
所在地
沖縄県那覇市松尾2-10-1 第一牧志公設市場2階
事業内容
飲食施設
https://www.tsubame-shokudo.jp/
①インバウンドに対する課題
・外国語に対応可能な従業員が不足しており、現場での案内や説明が十分に行われていない。
・市場の名物“持ち上げ”を効果的に伝える説明方法が複雑で、1組あたりの説明時間が長く、業務全体の効率が低下している。
・鮮魚屋からの引継ぎ時に、注文票の記入ミスや再作成が発生し、オペレーションの円滑化が求められている。
②ハンズオン事業の専門家(ロトマイム 古田氏)からの解決提言
(ロトマイム 古田氏は、インバウンド受入体制強化と観光マーケティングに精通した専門家です。)
・台湾のオーダー表を参考に、チェックリストやテンプレートの整備による業務の標準化を提案。
・外国語表記を併記することで、スタッフと観光客双方が理解しやすい注文手順の確立を目指す。
・毎回の印刷作業の負担を軽減するため、ラミネート加工による再利用可能な注文ツールの導入を提案。
③提言実施後の進捗状況
・海鮮の種類および調理方法の整理を実施し、日本語から中国語、英語への翻訳を行った。
・両言語を統合した注文票を作成し、裏表印刷後のラミネート加工により再利用可能なツールとして整備。
・現場の意見を踏まえ、金額記載部分は削除することで業務の簡素化を図った。
④評価と今後の展望
今回のハンズオンサポートを通じ、注文票の運用においていくつかの課題を実感いたしました。
まず、慣れていないためか、チェック漏れがどうしても発生し、業務がスムーズに進まない状況がありました。また、当初金額記載も検討しておりましたが、金額は食堂によって決めるため、結果的に鮮魚屋さんが嫌がったので削除する事になりました。
そして、日本語と外国語を一枚にまとめた結果、予想以上に紙面が大きくなってしまい、運用面で調整が必要となりました。ただし、文字サイズは視認性に問題はなく、実務上の支障はありませんでした。
これらの経験を踏まえ、今後はより一層の運用改善を図り、効率化に努めてまいりたいと考えております。
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